この記事ではアイルランドでのバイト探しについて、イチからご紹介します。
- 仕事探しの基礎知識をしりたい
- 渡愛前にイメージを膨らませたい
- これから仕事探しをする
そんな方に参考にしていただけます。
学生ビザの方もOKです!
色々実践してるが仕事が見つからない、何が何でも働きたい、という方は以下の記事をご覧ください。
それでは見ていきましょう!
採用までの流れ
採用までの流れは色々ありますが、以下で例をご紹介します。
パターン1
- CV配り
- その場でトライアルの日程調整or後日トライアルの連絡がくる
- トライアル
- 合格
- トレーニング
パターン2
- CV配りorネット応募
- オンライン試験
- 面接
- 実技試験(実際にフロアで働いてみる)
トライアル内容
トライアルとは、採用に値するかを見る実技試験のようなものです。
2時間ぐらいが一般的です。
カフェやレストランの場合、トライアルでいきなり注文をとったり、お会計をしたりすることはあまりありません。
食事を運んだり片付けたり、掃除をすることが多いです。
その時の手際の良さなどを見られます。笑顔も大切です。
トレーニングとは
研修期間のことです。
トライアルや面接もなく、採用前提でいきなりトレーニングということもあります。
期間は1週間とか、数回勤務したら、などお店によります。
1か月間もトレーニングをさせられたり、期間を伝えられずいつまでもトレーニングが終わらない場合は注意が必要です。
いつまでも安い賃金で働かされる場合があります。
ちゃんとしたところでしたら、トレーニング期間中も最低賃金以上のお給料がもらえます。
私の場合、アイルランドで初めて働いたジャパレスでのトレーニングは1週間程度で、時給は通常の半分程度でした…
CVとカバーレターを作成する
仕事を探すには、CVが必須です。
場合によってはカバーレターも必要です。
語学学校に行くとCVなどの書き方を教えてもらえます。
基本的にそれに従って書いてOKです。
ただ、語学学校では日本でいうところの就活的な書き方を教えてくれる場合が多いです。
どういうことかと言うと、人柄が分かるように趣味や特技も書いておこう!といったことです。
オフィスワーク等に応募するのであれば良いかもしれませんが、飲食業の場合は経験が重要視されます。
採用する側も、ビザの種類や滞在期間、経験しか見ていないと言っても過言ではありません。
ですから余計なことを書いて紙のスペースをとらなくて良いかなと思います。
CVのポイント
- A4用紙1枚の表面に全て収める
- 過去のアルバイト歴は多少盛って書いちゃう
- ぎっしり書かずに見やすく書く
- スペルミス等はしない
盛って書くことについては、あまり大嘘は書かない方が良いです(笑)
たとえば、飲食で働いたことがないのに、「ウェイター歴3年」などと書いて採用されても、実際に働いたらばれてしまうので。
CVの書き方については以下の記事で詳しくご説明しています!
カバーレターのポイント
- 長く書かない
- 基本テンプレでOK
- 上記にプラスして過去の経験や自分の強みを端的に書く
カバーレターはネット応募の場合に付けることが多いです。
アイルランドでの仕事の探し方
さてここからは行動あるのみです!
探し方には、以下のようなパターンがあります。
- CVを配り歩く
- ネット応募
- 知り合い・友人の紹介
- MixBで求人情報を探す
CVを配り歩く
これが一番多い方法です。
カフェやレストランではお店の外に求人広告を貼っていることがあります。
そうしたお店を見つけたら中に入って、マネージャーか店員さんに直接CVを渡します。
また求人の張り紙がなくてもCVを渡して問題ありません!
張り紙を出していなくても実際には人を探している場合も多いです。
「今は募集していない」と断られることもありますが、めげずにどんどん配りましょう!
数を打つことが重要です。
最初は緊張しますが、慣れていきます。
マネージャーにCVを直接渡せれば、すぐにトライアルの日にちなどが決まることがありスムーズですが、一般スタッフに渡しても大丈夫です。
慣れてくれば、「じゃあマネージャーがいるときにまた来ます」と言ってもいいかもしれません。
それではここでCVを配るときの英語を簡単にご紹介します。
お店に入ったら店員さんに以下のように話しかけます。
Hello, I’m looking for a job at this moment.
Can I talk to your manager or drop my CV?
(訳)
こんにちは。現在、仕事を探しています。
マネージャーと話をさせていただくか、CVを置いて行ってもいいですか?
相手も忙しいのでなるべく端的に話しかけましょう。
また、ランチ、ディナーの忙しい時間をさけて行くのは必須です。
ネット応募
日本のアルバイトのようにネット応募することもできます。
LinkedInやJobs.ieなどでもアルバイトを探すことができます。
検索ワードに「Dublin part time job」「Dublin waiter」などとあらゆるワードで検索してみましょう。
清掃員(cleaner)のバイトなども多く掲載されています。
またマクドナルドなどのように、公式ホームページから応募するというパターンもあります。
知り合い・友人の紹介
友人の職場で人を探している場合、紹介してもらえると話が早いです。
また、私は知り合いの紹介で語学学校のレジデンスの掃除を月1くらいでやったりもしました。
知り合いに今仕事探してるんだよね~という話をしておくと誰かから紹介してもらえることもあります。
アイルランドは人口の少ない小さな国なので、街を歩けば知り合いと会うことなんてしょっちゅうですし、「あの人が今仕事を探してるらしいよ!」という話もコミュニティー内で回りやすいです。
ウザがられない程度にアピールしておくと良いですよ。
MixBで求人情報を探す
MixBのアイルランドの掲示板で、レストランなどで働く人の募集をしていることがあります。
すでに働いている日本人が帰国するため、募集をかけるというパターンが多いようです。
私も書いたことがあります。
ただし詐欺のような募集もあるので注意してくださいね。
以下の記事では、アイルランドのワーホリで実際にどのような仕事ができるか、具体例をご紹介しています。
日本で飲食店バイトをしておくと強い
ワーホリのバイトでは、やはり飲食店で働くことが多くなります。
しかし経験がないとなかなか相手にしてもらえないのも事実です。
渡愛までに数か月ある人、いつかワーホリをしたいとなんとなく考えている人は、日本の飲食店でバイトをしておくことをお勧めします。
経験があるだけでもトライアルにたどり着ける確率がだいぶ変わります。
私は飲食店でのバイト経験が全くなかったので、アイルランドでの仕事探しは苦労しました。
幸い、ダブリンのあるジャパレスで未経験でも雇ってもらえたので、3か月くらい働いた後、色々なバイトを経験できました(笑)
つまり経験があるので相手をしてもらえるようになりました。
もし、渡愛までにバイトができない人は、私のように、未経験で雇ってもらえるところで経験を積むのもありですよ!
まとめ
アイルランドワーホリの仕事探しについて概要をご紹介しました。
ワーホリで得やすい仕事はstudent job(学生の仕事)と呼ばれることがあります。
こうした仕事はその場でトライアルが決まったり、すぐにトレーニングが始まったりとテンポが速いです。
逆にCVを配っていたお店から数か月後に電話がかかってくるなんてことがあります。
どんな行動も無駄にはなりませんので、行動あるのみです!
それぞれ詳しい内容はまた別の記事でも書いていきます!
それでは、Slán(さようなら~)