この記事では、アイルランドワーホリの序盤、語学学校に行くべきかどうかについて書いています。
以下の人におすすめです!
- ワーホリをする予定だが、語学学校に行くか迷っている
- 語学学校には行きたいが期間と時間で悩んでいる
それでは見ていきましょう。
ワーホリ中、語学学校には行くべき?
結論から言うと、語学学校には短期間でも行っておくことをおすすめします。
理由は、①正しい英語を勉強できるから、②知らない土地に自力で慣れるのは大変だからです。
以下でそれぞれを詳しくご説明します。
正しい英語を勉強できる
なんといっても学校には、間違った英語を直してくれる講師陣がいます。
彼らはTESOL(英語教授法)というものを勉強している場合が多いので、私たちのミスを適切に指摘し、文法的に解説してくれます。
彼らはネイティブの中でも、”英語”と”教えること”のプロです。
少し想像してみてください。
日本語を話す外国人の友達と出かけたとします。
「私はおなかがすいていますデスカラ、何かたべるシタイです」と言われても「その日本語間違ってるよ!」と指摘することって少ないですよね?
多少間違っていても、十分理解でき友達同士の会話として支障がないからです。
ですから、アイルランドで現地の友達と会話をしていても、間違いを指摘してくれる状況は少ない可能性があります。
もちろん、ネイティブと会話をしていて、「へ~こういう表現があるんだ」と学ぶことはたくさんあります。
ですが、間違いを指摘してもらい、なぜそれが間違っているかを解説してもらうことも英語の上達には大いに役立ちます。
知らない土地に自力で慣れるのは大変
入国してからやることは些細なことも含めてたくさんあります。
たとえば…
- 外国人登録
- ステイ先に慣れる
- スーパーでの買い物の仕方を覚える
- 銀行やATMの場所を調べる
- バスや電車の乗り方を覚える
- 仕事を探す etc.
その土地の暮らしに慣れるのって気が遠くなるほど大変です。
学校に行けば先生や学校のスタッフもいますし、クラスメートもいるので分からないことを教えてもらえます。
ワーホリの場合、まず外国人登録をしなければならないのですが、当然学校のスタッフは方法を熟知していますので困ったら助けてくれます。
家を探してる、仕事を探してる、エマージェンシー・タックスが引かれた!など、いろんな相談や困りごとをクラスで共有してアドバイスをもらえたりします。
最初にホームステイやレジデンスで生活しながら、住むところや仕事を探すことで、徐々に生活に慣れていけると思います。
学校に行くというワンクッションがないと、家探し、外国人登録、職探し、生活基盤づくりなどを一度にやることになってしまうのです。
ワーホリ中、学校に行くデメリットは?
学校に行くことで得られるものは非常に多いですが、失うものもあります。
それはワーホリとしての時間です。
他の記事でもしつこいくらいに書いていますが、ワーホリはとても貴重な権利です。
EUのパスポートを持っていない私たちが、ちょっとした手続きを踏むだけで、フルタイム就労を含め1年間、自由にアイルランドで暮らせるのです。
学校に通うと、その分だけフルタイムで働ける期間が減ってしまうので、少しもったいないかなというところです。
ですが、語学学校自体も貴重な経験ですので、つまり、学校に通う時間や期間を決めるのも重要になってきます!
学校にはどれくらい通うべき?
学校に通う期間をなるべく短く抑えたい場合は1か月間、しっかり学びたい場合は3か月間くらいが良いと思います。
語学学校で使われているテキストは一般的には3か月で終わらせられるようになっています。
もちろん学校の方針や進め方により違うと思いますので、そちらはご了承ください。
また途中で上のクラスに移動するとテキストが変わるので、1冊終えられることは少ないかもしれません。
ですが基本的には3か月間でテキスト1週という設計です。
6か月間はどう……?
ワーホリで6か月間語学学校に通うという方が結構いらっしゃいます。
6か月間勉強をすること自体はすばらしいことですが、ワーホリにおいては、私はあまりお勧めしていません。
なぜなら、学生ビザと変わらないからです。
フルタイムでも働ける期間を語学学校に費やし、しっかり働ける期間が後半の半年間しか残らなくなります。
学生ビザでも週20時間働けますし、半年間の学校生活+2か月のホリデー期間がもらえます。
もしかすると人によっては学生ビザの方が合うかもしれませんので検討してみるのも良いかもしれません。
これはあくまでも私の考え方ですので、参考程度にとらえてくださいね。
ワーホリと学生ビザのメリット・デメリットについて知りたい方は以下の記事をご覧ください。
週に何時間?
学校に通う時間は人それぞれですが、週20時間、週15時間が多いです。
- 週20時間……週5日間
- 週15時間……週4日間or週5日間で上記の生徒より1時間早く帰宅
というイメージです。
ちなみに私はワーホリ中は週20時間を3か月間、学生ビザ中は週15時間を6か月間でした。
他にもインテンシブコースで週21時間以上の人も結構います。
逆に、頭を柔らかくして考えてみると、ワーホリですから週2日間とかのんびり通っても問題ないわけです。
学校によってはパートタイムコースなどもありますから、そういう観点で学校を探すのも手だと思います。
その方が学費も抑えられますね!
パートタイムコースがある学校は、探してみるといくつかありそうです。
一例ですが、ダブリンのAtlas Language Schoolに週2日のコースがありました。
また、ホームページにパートタイムコースが書いてなくても、問い合わせてみると案内してくれるかもしれません。
まとめ
語学学校に通うと
- 英語教育のプロに英語を教えてもらえる
- その土地の暮らしに慣れる時間を作れる
- 友達や先生に相談にのってもらえる
通う期間は1~3か月間程度がおすすめです。
何度も書いてしまいますが、これは私の考えですので、語学学校に行かなくては絶対に大変なことになる!という意味ではありません。
検討の際の材料となれればいいなと思います。
慣れない土地での生活ですが、しっかり計画を立てられるように応援しています!