この記事はアイルランドには行きたいけど、ワーホリと学生ビザどちらにするか悩んでいる方のために書きました。
- それぞれのメリット・デメリットを知りたい
- ワーホリを考えているけど学生ビザのことも知りたい
- アイルランドに行くことを漠然と考えている
上記のような方のために、両方を経験した私が解説していきます。
これを読めば、自分に合った渡愛の方法が見つけられますよ!
それでは見ていきましょう!
アイルランドのワーホリ
- 1年間の滞在許可
- フルタイムで就労可能
- 18歳~30歳まで
ワーホリのメリット
メリットは以下のようなものがあります。
- フルタイムで働ける
- 学校に行くのは任意
- 厳しいルールが少ない
順に説明していきます。
フルタイムで働ける
アイルランドに限らず、ワーホリ最大の魅力ですね。
ワーホリでは貯金をすることも可能です。
旅行資金をためる人が多いと思います。
駐日本アイルランド大使館のワーキングホリデーガイドによると、週39時間働けると書いてあります。
2021年1月1日現在の最低賃金は€10.20/h です。
日本に比べて良いですよね。
例えば週39時間働くと…
€397.8/週
€1,591.2/月(月20日間で計算)
€1=¥120とすると、¥190,000ほどの月収になります。
つまりハデ~に遊ばなければ貯金ができちゃうのです!
私はワーホリで貯金をして学生ビザの資金にしました。
学校に行くのは任意
ワーホリですから、学校に行きたくなければ行く必要はありません。
週10時間だけのんびり通っても、週20時間みっちり通っても良いのです。
1年間を自分にとって有意義に使うことができます。
厳しいルールが少ない
これは「学生ビザと比べて」という意味です。
「学校に通うのは任意」とも似ていますが、とにかく自由です。
極端な話、十分にお金があれば働かずに1年を過ごしても良いのです。
入国後の外国人登録など決まり事をきちんとこなせば、どのように生活するかは自分で決められます。
この自由度もワーホリならではです。
また、外国人登録の際に必要な書類も、学生ビザに比べて少ないのでラクなポイントでもあります。
参考までに、以下の記事はダブリン以外の街に住む人が外国人登録する際の手順です。
ワーホリのデメリット
- 年齢制限がある
- 銀行口座開設までの手続きが煩雑
こちらもご説明します。
年齢制限がある
ワーホリは、「申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること」と決まっています。
31歳以上は応募できなくなってしまいます。
金銭的にもまだ余裕のある年代ではないので、悩んでしまうかもしれませんが、早いうちに情報収集をしておいて損はありませんよ!
銀行口座開設までの手続きが煩雑
ワーホリの場合、仕事が見つかりPPSナンバーを作ってからでないと銀行口座が開設できません。
道のりが長いです。
仕事が見つからないといつまでも口座が作れないのです。
そうなると、作るまでは日本のクレジットカードやデビットカードで生活しなければなりません。
手数料が高くつき、また少しでもトラブルがあると日本に問い合わせなければならず苦労が多いです。
私自身、トラブルが発生した時には解決まで数か月かかりました…。
実際に体験したトラブルを以下の記事で書きました。
参考にしてみてください。
アイルランドの学生ビザ
- 8か月間の滞在許可
- 週15時間以上・半年間学校に通う
- 週20時間働ける(特定の期間は週40時間)
- 2か月間のホリデー期間がある
「学生ビザ」とは俗称です。
指定校で英語を勉強する前提で、8か月間の滞在が許可されます。
参考:INIS(アイルランド入国管理局)
学生ビザのメリット
- 年齢制限がない
- 就労可能
- ホリデー期間がある
- 早い段階で銀行口座開設ができる
順にご説明します。
年齢制限がない。
学生ビザには年齢制限がありません。
ワーホリと違う点です。
つまり31歳以上でも大丈夫です。
下限は公式サイトでも記載が見当たりませんが、受け入れ側の学校に何歳以上という記載がある場合があります。
(※公式サイトで記載が見つかれば情報を更新します。)
就労可能
特徴でも書きましたが、学生ビザでも週20時間働けます。
なので生活資金の足しにできます。
また6月~9月および12月15日~1月15日は週40時間働けます。
情報はアイルランド入国管理局のサイトを参考にしています。
ワーホリのように働く経験ができるのが素晴らしいところですよね!
ホリデー期間がある
半年間の学校生活に加え、2か月のホリデー期間があります。
ホリデーは2か月間まとめてとってもいいですし、分散させても大丈夫です。
この期間に他の国に旅行するなどして有効活用してくださいね。
早い段階で銀行口座開設ができる
こちらもワーホリと異なります。
学校からのバンクレターとアイルランドでの保険証書があれば口座が作れるので、ワーホリの場合と難易度が違いますね。
現地の口座を持っているだけで生活の安定感が違うのでうらやましかったです(笑)
学生ビザのデメリット
- 学校とバイトの両立が大変
- 働けるところが限られる
- 6か月間の学校生活に飽きる
- 友達がどんどん帰国する
順にご説明します。
学校とバイトの両立が大変
就労は週20時間とはいえ、授業の後や休日に仕事をするので自分の時間が削られます。
だんだんと疲れてもくるでしょう。
私は学校に通って7時過ぎまでバイトをしてそれからケンブリッジ英検の勉強をしたので胃が痛くなりました(笑)
大学時代に戻った気分です。
働けるところが限られる
こちらも週20時間の問題。
働けるとはいえ時間が限られているので、雇う側は雇いにくいのです。
それでもお掃除バイトやファストフード店、レストランなどチャンスはあるので諦めないでくださいね!
6か月間の学校生活に飽きる
元も子もないお話ですが、語学学校に半年間というのは結構飽きます。
大学ほどアカデミックな内容をやるわけではなく、長くいると授業内容も似通ってくるためどうしても飽きます。
なので私は後半3か月間はケンブリッジ英検コースに変え、合格を目指してモチベーションを維持しました。
飽きない工夫をすることも大切ですね!
友達がどんどん帰国する
これはもちろんワーホリでも言えることなのですが、語学学校の生徒は皆留学生なので、やがて帰っていきます。
6か月間も学校にいるとどんどん見送ることになり、学校の住人のようになっていきます(笑)
色んな人に出会えるのが留学のいいところですが、寂しさもあります。
おわりに
ワーホリと学生ビザのメリット・デメリットをお伝えしました。
学校でしっかりと勉強したければ学生ビザ、学校に行くよりはバイトをしたり旅行をしたり自由な1年間を過ごしたい人はワーホリが良いでしょう。
どっちもやってみるのも良いですね!
ワーホリから学生ビザへの切り替えについても別の記事で書いていきます。