ワーホリ

【テンプレートあり】英文履歴書(CV)の書き方|アイルランド

この記事ではアイルランドで使用するCVの書き方をご紹介します。

ワーホリに申請する人、ワーホリ・学生ビザでアルバイト探しをする人どちらの方も参考にしていただけます。

ワーホリの申請でCVを提出しなきゃいけないんだけど、どう書けばいいんだろう?
バイト探しでで配るCVの書き方を教えてほしい

というわけで、①ワーホリ申請用のCV、アイルランドで②仕事探しをするときのCVの2種類をご紹介します。

ご興味のある項目をタップorクリックしてご覧ください!

また、こちらのページではCVのテンプレートを配布していますのでご活用ください!

CVの書き方 基礎知識

  • フォーマットは自由
  • PCで作成
  • 必要事項を簡潔に盛り込む
  • スペルミスは絶対にしない

フォーマットは自由

日本では市販の履歴書がありますが、アイルランドでは特に決まったフォーマットがありません

相手が見やすいように自由に作成します。

ここでご紹介しているフォーマットは一例ですので、好きなようにレイアウトしてみてください。

PCで作成

手書きでは作らないでください!

オフィス系の仕事だと、PCが使えない人だと思われてしまいます。

また飲食店などの場合、読んでもらえないかもしれません。

なぜなら、欧米人は「手書き=読みにくい」という考え方が日本人より強いからです。

「手書き=丁寧」にはならないのでご注意ください!

必要事項を簡潔に盛り込む

必要事項は、名前、連絡先、学歴、職歴、スキル、などです。

また趣味を簡単に書くと、どんな人物かアピールすることができます。

職探しの場合、生年月日は書いても書かなくても良いという流れになってきているようですが、オフィス系で指定があれば書きましょう。

また写真はつけないことが多いです。

なぜ生年月日の記載や写真の貼り付けが必要ないかというと、年齢や見た目による差別を排除する流れになってきているからだそうです。

私自身は両方つけませんでした。

そもそも写真を撮って貼るのはかなりの手間ですので。

ただし、ワーホリ申請時には生年月日は書いた方が安全です。

パスポートに記載されているものと一致した情報が書いてある方がベターです。

スペルミスは絶対にしない

これは大前提として気を付けてください。

wordにスペルチェックの機能もあるので、それすらもしない人なのかと思われてしまいます。

ミスのあるCVは見てもらえない可能性もあるので、見直しをしっかりしましょう!

アイルランド ワーホリ申請用のCVの書き方

ワーホリ申請用のCVは、これで職探しをするわけではないので、学歴等の必要な情報が書かれていれば問題ありません

以下でサンプルをご紹介します。

※内容はフィクションです。

基本情報

一番上には以下の事項を記載します。

  • 名前
  • 生年月日
  • 住所
  • 電話番号
  • 携帯電話番号
  • Eメールアドレス

Objective(目的)

次にワーホリに申請する目的を書きます。

例では以下のように書いています。

To improve my English skills and learn Irish culture through Working holiday

(ワーキングホリデーを通じて、英語力を向上し、アイルランド文化を学ぶため。)

すごーく細かいことを言うと、この文は主語+動詞の完全な文ではないため、ピリオドは打ちません。ですがプロ以外はそんなこと気にしませんね(笑)

Work experience(職歴)

新しいものから書きます。

アルバイトも含めてOKです。

また職歴を全て書く必要はないので、直近のものを2つくらいで問題ありません。

記載事項は以下のとおりです。

  • 会社名
  • 勤務期間(月・年ー月・年)
  • 勤務地(市町村、都道府県)
  • 会社の主要事業
  • 職種
  • 職務内容

会社の主要事業については、会社のホームページに記載されています。

また英語ページがあれば、翻訳も記載されていますので、コピペか多少手直しすれば十分です。

あるいは、ホームページを参考にしなくても、こういう会社というのが自分で書ければ問題ありません。

職務内容については箇条書きで簡潔に書きましょう。

Prepared materials for investorsのように主語を省いて過去形のフレーズにするか、動詞+ingの動名詞のフレーズにします。

Education(学歴)

新しいものから書きます。

大卒の方であれば、大学→高校の順です。

  • 学校名
  • 在籍期間
  • 所在地(市町村、都道府県)
  • 学位
  • 学んだ内容

高校については、高校名、在籍期間、所在地だけを書きます。

Skills(スキル)

語学、コンピュータースキル、運転免許などの特技や資格を書きます。

それぞれレベルや、資格の取得年月を書くと良いでしょう。

例:

  • English language: Intermediate level (TOEIC 700, May 2015)
  • Computer: Word, Excel, Power Point (Advanced level)
  • Driving licence

Hobbies(趣味)

趣味についても、人柄を表すために簡単に書いておきましょう。

例:

Singing, dancing, playing the piano

References(推薦者)

会社の上司を書くか、アイルランドに知り合いがいれば名前等の情報を書きます。

本人について確認するようなことがあれば連絡がいくという流れですが、ワーホリ申請時には無理に書く必要はありません

私は書きませんでした。

職探しの時には書いた方が良いです。

書き方については以下の職探し用のCVの方をご覧ください。

職探し用のCVの書き方

ここでは飲食店やその他アルバイト向けのCVの書き方をご紹介します。

ポイントは以下のとおりです。

  • パッと見て分かりやすいように書く
  • 1枚に収める
  • 関連する職歴を重点的に書く

お店の人は忙しくしているので、一目見て必要な情報が得られるように書きます。

また飲食店の仕事が欲しいなら飲食店の経験に関する記載を厚くします。

学歴や趣味などは、入りきらない場合は少なくしても大丈夫です。

語学学校でCVの書き方を習ったときに、書く順番は「学歴→職歴」と言われました。

そのため私は基本的にその順番で作成しました。

(以下のサンプルの内容はフィクションです。)

基本情報

一番上には以下の事項を記載します。

  • 名前
  • 生年月日(任意)
  • 住所
  • 携帯電話番号
  • Eメールアドレス

飲食店やその他アルバイトでは、生年月日はあまり求められないので書いても書かなくても問題ありません。

私は書きませんでした。

導入文

Objectiveに当たる項目ですが、特に項目名を書かずに以下のように書きました。

I have right to work in Ireland, and am seeking a full-time position. I am an excellent communicator.

CV自体を1枚にするのがベターなのでここは短めです。

より長い例文は、下の番外編に記載していますので参考にしてください。

Education(学歴)

学歴はワーホリ申請用のものと同様に書きます。

大卒の方であれば、大学→高校の順です。

  • 学校名
  • 在籍期間
  • 所在地(市町村、都道府県)
  • 学位
  • 学んだ内容

高校については、高校名、在籍期間、所在地だけを書きます。

Work experience(職歴)

新しいものから書きます。

アルバイトも含めてOKです。

飲食業ならそれに関連する経験を含めましょう。

レストランにCVを配る場合、事務系の経歴を書いてもあまり意味がありませんでした。

関連する職歴が無い場合は直近の職歴を書きます。

(私自身、渡愛前は飲食店で働いた経験がなかったのですが、ジャパレスでの仕事を得ることができましたので、諦めないでくださいね!)

記載事項は以下のとおりです。

  • 会社名
  • 勤務期間(月・年ー月・年)
  • 勤務地(市町村、都道府県)
  • お店の簡単な説明
  • 職種
  • 職務内容

関連する職歴を書く場合は、職務内容を箇条書きで具体的に書きましょう。

例えばジャパニーズレストランで働いていた経験を書く場合、以下のようになります。

  • Taking orders(注文を取る)
  • Serving meals for customers(食事の提供)
  • Using a till(レジ操作)
  • Answering phone calls in a professional manner(丁寧な電話対応)
  • Training new staff(新しいスタッフのトレーニング)

アイルランドではレジのことをtillと言います。

またin a professional mannerは便利で印象の良いフレーズです。

直訳すると「プロフェッショナルな方法で」という意味になります。

どこかに付けると良いでしょう。

関連する職歴がない場合でも、できるだけ近い仕事内容を無理くり書いた方が良いです。

たとえば、事務職経験者が飲食店に応募する場合、serving coffee and tea for visitors(訪問者へのお茶出し)などです。

Skills(スキル)

語学、コンピュータースキル、運転免許などの特技や資格を書きます。

それぞれレベルや、資格の取得年月を書くと良いでしょう。

Japanese (mother tongue)を必ず書きます。

また英語レベルは必ず(fluent)と書きましょう!

ここで謙遜する必要は一切ありません!

みんなfluentと書きますから、弱腰で書いたら負けてしまいますし、英語で毎日生活しているのですからfluentです!

例:

  • Language: Japanese (mother tongue), English (fluent)
  • Computer skills: Word, Excel, Power Point
  • Japanese driving licence

Hobbies(趣味)

人柄を表すために書ければ書きますが、入りきらなければ削ります。

飲食店等のアルバイトの場合、あまり見られない項目です。

References(推薦者)

職探しの場合は必ずReferencesを書きます。

2人が好ましいです。

アイルランドで知り合いがいればお願いしてみましょう。

語学学校の先生にお願いして名前を書かせてもらっても問題ありません。

書き方は「名前、職業、会社名、電話番号」です。

番外編:オフィスワーク用CVのポイント

以上は飲食店などに配るCVに重きを置いていましたが、オフィスワークに応募する場合のCVのポイントもご紹介します。

情報を分厚くする

より人柄が表れたほうが良いので、導入文や特技、スキルなどを分厚くすると良いです。

そのため2枚になっても問題ないですが、2枚目もなるべく下まで書きます。

下の方に空白を作らない方が印象が良いと考える人もいるようです。

周りの余白設定などで調節しましょう。

導入文(例)

過去の経験や自分の長所を簡潔に書きましょう。

以下に例文をご紹介します。

PROFILE
I have come to Ireland to improve my English skills and learn about Irish culture. I am always eager to learn.
I worked as an office administrator in a large Japanese organization, and I had a large range of responsibilities in a busy environment. I am an excellent communicator.

Referenceについて

最初、私は推薦者に2人とも語学学校の先生を書いていました。

しかし語学学校の先生から、「日本で働いていた時の上司も1人書いておいたら?」と言われました。(もちろん相手方の許可は必要ですが…)

推薦者が2人とも語学学校の先生ではあまり説得力がないからです。

求人している会社が、わざわざ日本に確認の連絡をとるということも考えにくいので念のため検討してみてください。

その他

大学で学んだ内容を箇条書きでいくつか書いても良いですし、趣味を少し多めに書くことで人柄に興味を持ってもらいやすくなります。

おわりに

たくさんポイントを書いてきましたが、重要なのはパッと見て分かること、経歴(職務内容)を具体的にかつ簡潔に書くことです。

職探しでCVを配り歩いていると、だんだんCVの改善点も見えてくると思います。

相手にわかりやすいCVを、ご自分なりにアレンジして作成してくださいね!

▼英字新聞で時事英語を勉強▼

ABOUT ME
ごま
アイルランドワーホリ&学生ビザ経験者です。現在は英語を使った仕事をしています。 当ブログ名のGo Maith(ゴマ)は、アイルランド語でgoodを意味します。 海外生活、英語情報を中心に発信していきます!