アイルランドに行くことを決めた皆さま、どの地域に住むか決まりましたか?
なんとなくダブリンを選ぼうとしていますか?
私はダブリン郊外の町に住むことをオススメしています。
- アイルランドに行くと決めた人
- どこに住むか決まっていない人
- なんとなくダブリンに住むことを考えている人
- のんびりした暮らしにあこがれている人
上記のような方々は、是非この記事を考える材料に使ってください!
アイルランド オススメの町 2選
私が選ぶオススメの町は、Dún Laoghaire(ダン・レアリー)とBray(ブレイ)です!
両方ともシティー・センターから電車でもバスでも行くことができます。
とても良い町なのでそれぞれご紹介します!
オススメの町―Dún Laoghaire(ダン・レアリー)
©Go Maith Blog
シティー・センターから電車で南に20分ほど、County Dublinにある海沿いの街です。
スペルと読み方が非常に難しいこの町の名前はアイルランド語です。
比較的、富裕層が住んでいる地域でもあるので、ホームステイや、ファミリーが1部屋を間貸しいているパターンが多いと思います。
また知り合いで、留学生が集まってシェアハウスをしている人もいました。
ポイント
- 語学学校がある
- 大きな図書館がある
- お店がそろっている
語学学校がある
一番最初に滞在する場所というのは、どの語学学校を選ぶかによって決まることが多いですよね。
このあたりの語学学校に通って町の雰囲気を知り、その後住む場所を決めるのもいいかもしれません。
ただし語学学校が提供するステイ先が、ダン・レアリーの外である場合もあるのでご注意ください。
それでも毎日通うわけですから、きっとこの街が好きになります!
大きな図書館がある
新しくてきれいな図書館があります。
しかも海沿いなので、海を眺めなら自習ができちゃいます。
もっと通えば良かったと思っています(笑)
本を借りたり返したりもシステム化されていて使いやすかったです。
是非Library cardを作ってみてくださいね。
お店がそろっている
シティー・センターほどではありませんが、一通りのお店がそろっています。
以下の記事で紹介したPenneys、Boots、Argosもあるので、最低限必要な物もそろいます。
マクドナルドもあるので、バイト先の候補にもなります(笑)
カフェやレストラン、パブ、劇場もあります。
オススメのパブはThe Forty Footというところ。海を眺めながら食事ができます!
アプリで注文して、席まで食事を運んでくれるのでかなりラクです!
そういうお店が増えていますね!
その他にもJames Joyce Towerというスポットがあります。
作家ジェイムズ・ジョイスの博物館にもなっているので、文学好きは一度は行ってみたいですよね!
以下はジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』漫画版です。
英語の原作は読むのが非常に難しいと言われていますが、漫画なら原作の世界を分かりやすく感じられます。
日本は、「漫画」という素晴らしい文化で世界中の名作にも触れられます。
これを活用しない手はありません!
是非読んでみてください。
オススメの町――Bray(ブレイ)
©Go Maith Blog
シティー・センターから電車で南に30分強のこの町は、ギリギリCounty Wicklowに入ります。
ですので各手続きはダブリンに行くのではなく、Brayで行うことになります。
海を眺めるこの町は、ダブリンの人々が週末にゆっくりしに来るスポットでもありますが、もちろん住むこともできます!
ポイント
- 語学学校がある
- 海がきれい
- スーパーマーケットが多い
- レストランやカフェやがある
- 各種手続きはBrayで行う
語学学校がある
Brayにも語学学校があります。
海の真ん前で勉強なんてことも!
Dún Laoghaireと同様に、Brayの学校に通ってみて雰囲気をつかんでみるというのもいいですね。
海がきれい
どれだけ海推しなんだって感じですね(笑)
Dún Laoghaireもきれいですが、Brayの景色も素晴らしいです。
海沿いで犬の散歩をしたり、ランニングしたりしている人もいます。
またCliff walkといって、海沿いの小道を歩いてGreystonesという隣町まで行けるコースも人気です。
徒歩で片道2時間ですが、結構みんな運動のためにやっています。
スーパーマーケットが多い
ここまで読んでいると、自然豊かな田舎で何もない感じがするかもしれませんが、Brayは住宅地でもあるので、生活に必要なお店はそろっています。
Tesco、小さめのDunnes Storeの他に、安い大型スーパーである、AldiやLidl、さらにアジアンスーパーもあるので、自炊には困りません。
レストランやカフェがある
週末のリラックスのための地でもあるBrayには素敵なカフェやレストランが多いです。
中でも地元の人々に人気のパブは、海沿いのMartelloとHarbour Barです。
また駅のすぐ近くのHiberniaではよくアイリッシュ音楽のセッションがあります。
(現在はコロナのためやっていないかもしれません。)
オススメのカフェは駅の近くのCaffe Letterario GattaNeraです。
Brayで一番おいしいコーヒーとホットチョコレートが飲めると言われています。
店内も猫のイラストであふれていてとっても素敵です!
またBrayにもマックがあるので、バイト先の候補に入れましょう(笑)
各種手続きはBrayで行う
BrayはCounty Wicklowなので、外国人登録やPPSナンバーなどの手続きを町のGardaやIntreoなどで行います。
わざわざダブリンに行かずに町の中で完結できるのです。
人口自体が少ないので、順番待ちも少なく済みます。
これらの町に住むメリット・デメリット
ここまでは2つの町の特長を書いてきましたので、これらの町に住むメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
- ダブリンに比べて家賃が安い
- シティー・センターに行きやすい
- 人口が少ないのでのんびり暮らせる
ダブリンに比べて家賃が安い
アイルランドの家賃はべらぼうに高いのですが、ダブリンに比べたらこうした町は安い傾向にあります。
物件にもよりますが、ダブリンのシェアハウスの2人部屋に住む家賃で、シェアハウスの1人部屋に住める感覚です。
こんなに払っているのにシェアハウスか…という気持ちになりますが、仕方ないですね…。
シティー・センターに行きやすい
電車でもバスでもシティー・センターに行けます。
バスの方が運賃が安いですが、時間がかかるのでどちらをとるかですね。
電車であればDún Laoghaireから約20分、Brayから30分強でシティーに行けます。
ここでお伝えしたいのは、ダブリンと名の付く地域でもシティー・センターに行くのに時間がかかる場合があることです。
例えばですが、Dublin12のとある場所からシティー・センターまで、バスで約30分かかります。
バスだと時間通りに来ないことも多く不安になりますよね。
そうなると郊外の町から電車で20~30分でも良いのではないかという考えに至るわけです。
人口が少ないのでのんびり暮らせる
都会が好きな人は物足りないかもしれません。
一方で、日本で仕事に疲れて渡愛した、という人にはとても良いと思います。
私も、私の友人も、アイルランドに行ってから心が休まったと感じました。
デメリット
- ダブリンに比べて仕事が少ない
- 日本語での情報が手に入りにくい
ダブリンに比べて仕事が少ない
やはり首都ダブリンの方が仕事の絶対数が多いです。
郊外からダブリンに通って働く人もいます。
ですが、郊外の町の周辺でもカフェやレストラン、その他の仕事を探すことは可能です。
日本語での情報が手に入りにくい
これまでにワーホリや留学をしてきた人たちの多くはダブリンに滞在していましたので、ブログなどの情報は必然的にダブリンに関することが多くなります。
それでも情報が全くないというわけではないです。
また日本語の情報が手に入らなければ、公式サイトが発する英語で書かれた一次情報を調べることになりますので、自然と英語力がついてきます。
必要な情報を探して読む力はTOEICにも役立ちますので、気になったら公式サイトを調べる習慣ができると強いです!
なお、当ブログではダブリン以外の情報も発信していきます!
その他
メリットでもありデメリットでもあるのですが、日本人が少ないということも挙げられます。
日本人が少なければ日本語を使う機会が少ないので英語上達につながります。
一方で、心細かったり、情報交換がしにくかったりするというデメリットもあります。
私が行った語学学校では、日本人が私1人しかいませんでした!
情報交換は仲の良い台湾人の友人とよくしていました。
1クラスに同じ国籍の人が何人もいるというのはよくあることなので、英語を勉強するという意味では良い環境でした。
その他の町や都市
上で挙げた2つの町以外にも候補はたくさんあります。
DARTという路線沿いは便利ですし、Howthに住んでいた人もいれば、Luas(路面電車)沿いのDundrum住んでいるという留学生もいました!
他におすすめの都市はゴールウェイです。
ダブリンに次ぐ都市として有名ですね。
ゴールウェイにも語学学校は色々ありますし、学生の街でもあるので若い人も多いです。
ゴールウェイはダブリンに比べてアイルランド文化が色濃く根付いていて、アイルランド音楽などが好きな人にとっても楽しいと思います。
この他にもコーク、リムリックなど選択肢はたくさんありますので、ダブリンのシティー・センターからさらに視野を広げてみると色々な発見があるかもしれません。
まとめ
Dún LaoghaireとBrayという2つの町をご紹介しました。
都会が好きな人、そうでない人、それぞれだと思いますが、美しいところでゆっくり生活したい、でも便利な環境も必要という人にはぴったりだと思います。
住む場所や、語学学校を選ぶ時に参考にしていただけたら嬉しいです。
また、住まなくても訪れてみる価値ありです!
ご覧いただきありがとうございました!