こんにちは。アイルランドでワーホリ&学生ビザを経験した ごまです。
この記事では、私が実際にアイルランドで経験したクレジット(デビット)カーのドトラブルについて書いていきます。
これから渡航を考えている人は、実際のトラブルを知ることで事前に回避できる可能性がぐんと高まります。
またトラブルに遭遇した際の対応方法も書きますので、どんな準備をして渡航すれば良いかもわかります。
こちらでは2つのケースをご紹介します。
事象
簡易のATMでお金をおろそうとしたら、現金が出てこない。
それなのに残高がマイナスになっていた!(引き出したことになっていた)
対策
銀行内のATMを使うようにした。
事象
券売機にデビットカードを入れたら磁器が壊れた。持ってるカードが全部使用できなくなった。
対策
- プリペイドカードも持っておく
- 予備の現金を持ち歩く。
それでは具体的な体験談をご紹介します。
トラブル1(日本のデビットカードを使用したケース)
ATMからお金が出てこない!
スーパーに設置されている小さなATMでお金を引き出そうとした時のことです。
日本の銀行のデビットカードを使い、ATMで300ユーロを引き出そうとしました。
「取引完了」と機械に表示されましたが、実際には紙幣が出てきませんでした。
まずい!と思い日本の銀行のマイページで取引状況を確認すると、300ユーロを引き出したことになっていました。
ひとまず店員さんに尋ねましたが、銀行に問い合わせるしかないと言われました。
そりゃそうだ…
次の日から問い合わせ開始です。
問い合わせるも、たらい回し
利用したATMを管轄する、現地アイルランドの銀行に行って問い合わせしました。
すると「日本のカードを使ったなら日本に問い合わせて」と言われました。
日本に問い合わせるのは大変です。
時差がありますし、営業時間に合わせないといけません。
日本に問い合わせてみるとやはり「現地で問い合わせて」でした。
その後、語学学校の先生に相談したり、現地銀行に2度問い合わせたりしましたが、担当者的には「確認を取るのが難しい」とのことで解決に繋がる回答がもらえず…。
突然の返金(解決!)
ある日、日本の銀行のマイページを覗くと、300ユーロ分が返金されていました。
どのように確認がとれて返金まで至ったかは謎のままですが、返金までに数か月かかりました。
精神的につらかったです。
どうしてこんなことになったか
- ATMのエラー
- 日本のデビットカードを使用した
- 簡易のATMを使用した
ATMのエラーが大きな原因であり、下2つは直接的な原因ではないと思われますが、こうした要因が重なったせいだと思います。
ATMのエラー
この時までにこのカードを使って現金をおろしたことは何度もあったので、ATMのエラーだったと思われます。
こればかりは自分が気を付けていても防げませんね。
日本のデビットカードを使用した
アイルランドでワーホリをする場合、仕事が見つからないと現地で銀行口座開設できません。
そのため、口座が持てるまでは日本から持って行ったクレジットカード、デビットカードを使用していました。
家賃は現金支払いが多いため、私も日本の銀行のデビットカードでユーロを引き出すしかなかったのです。
ただし、このカードを使用したことが問題だったわけではありません。
でもこのようなトラブルが起こった時にまともに取り合ってもらえなかったり、日本に問い合わせる手間がかかったりするので、日本のカードをキャッシュカードとして使う際には慎重になったほうが良いと思いました。
簡易のATMを使用した
スーパーに設置されている小型のATMを利用しました。
だからトラブルが起きたとは言えませんが、銀行内のATMでおろしていればすぐに対応してもらえたと思います。
類似トラブルの回避のために…
こればかりはATMのエラーなのでどうしようもないのですが、以下のようにするのが良いと思います。
なるべく早く現地口座を開設する
仕事を見つけるというのは運もあるのですが、これに尽きます。
現地の口座を持てば、キャッシュカード兼デビットカードが手に入ります。
それで生活できますし、万が一トラブルがあっても適切に対処してもらえます。
ちなみにですが、アイルランドの学生ビザだと早い段階で口座開設ができる場合があります。
銀行内のATMを利用する
既に書きましたが、銀行内ATMで何かあれば、すぐに相談できます。
私はこのトラブル以降、簡易設置のATMは使わなくなりました。
トラブル2(現地銀行のデビット・日本のクレカのケース)
カードの磁気が壊れた!
アイルランドでの滞在があと数か月で終わるころのことです。
電車の券売機でリープカード(日本のスイカのようなカード)にトップアップするために、アイルランドの銀行のキャッシュカード兼デビットカードを差し込みました。
しかし何度やってもエラーになります。
日本のクレジットカード(VISA)で試しましたがやはりエラー。
仕方なく現金でトップアップしました。
その後カフェなどでこの2枚のカードを使おうとしても使えず、磁気不良を起こしていることがわかりました。
おそらく券売機の不具合のせいで、カードの磁気に影響が出たのだと思います。
2枚のカードが使えないと手詰まりです。
現金もおろせなければ、カードで支払うこともできず生活ができません。
こう乗り切った
- 友達に現金を借りた
- 現地のカードはすぐに再発行手続き
- プリペイドカードを使う
ひとつずつご説明します。
友人に現金を借りた
現金を借りるというのはとても忍びないのですが、一番仲の良い友人に必要な分だけ現金を借り、その場でこちらから同額を友人に送金して返しました。
カードの磁気不良なので、オンラインバンキングは問題なくできます。
現地のデビットカードはすぐに再発行手続き
銀行にもよりますが、銀行のアプリから再発行の手続きをし、数日後に新しいカードが届きました。
早かったです。助かった~!
プリペイドカードを使う
私は他にも海外で使えるプリペイドカードも持っていました。
ですから2枚のカードが壊れた時に、このプリペイドカードが救世主になってくれました。
銀行口座から入金して、クレジットカードのように使うことができます。
こうした海外用プリペイドカードを日本から保険として持っていくのも安心です。
問題は日本のカード
おそらく申請すれば再発行して、たぶん海外にも届けてくれるのかもしれませんが(できないかも)、私は2~3か月後には帰国することもあり、磁気不良のまま乗り切りました。
オンライン決済の場合は問題なく使えますが、やはり不便でした。
まとめ
海外でカードトラブルを避ける方法をまとめると以下のとおりです。
- なるべく銀行内のATMを利用する
- クレジットカードを2枚くらい持って行く
- プリペイドカードも保険として持っておく
実は私もクレジットカードを2枚持っていたのですが、もう1枚はJCBだったのでほとんど使えませんでした。
アイルランドでJCBはほぼ使うことができないと思った方が良いです。(下調べ必須でしたね…)
ただしJCBは他の国(ポーランドなど)では使えるところもあったので、無駄ではありません!
さて、このような感じで私が体験したトラブルを書きました。
世に溢れるトラブルのほんの一部に過ぎないと思いますが、どうぞ、これを参考にトラブル回避/対応してくださいね!