アイルランドでワーホリをするための準備について、これまでに当ブログで書いてきた記事をこちらでまとめています。
申請方法や航空券、保険など事前準備に必要な情報が含まれています。
目次から気になる記事を探してみてください!
早わかり!アイルランドのワーホリ
ワーホリ概要
期間は1年間
申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下の人対象
フルタイムで働くことが可能
申請資格は以下の通りです。(引用:アイルランド大使館)
- 現在日本に居住していること(申請時を含む)
- 一定期間(最長 1 年)アイルランドで休暇を過ごすことを本来の目的とすること
- 申請書受理時点で、年齢が 18 歳以上 30 歳以下であること。
- 扶養家族(配偶者含む)を同伴しないこと。配偶者に申請資格がある場合は、それぞれ申請することが可能です。
- 有効なパスポートと帰国用航空券、または、それが購入できる充分な資金を保持していること。
- アイルランド滞在中、生活に必要な資金として 50 万円以上の預金があること。
- 以前「ワーキング・ホリデープログラム」でアイルランドへ渡航した経験がないこと。
- 健康かつ、犯罪歴が無いこと。
- 滞在期間をカバーする医療保険に加入すること。
アイルランド ワーホリ申請手順
ワーホリの申請には2段階あります。
必ず期限に余裕を持って以下の2つを行いましょう。
- メールで申請書を送る
- (申請許可がおりたら)提出物一式を送る
①は申請するための申請という感じです。
申請から渡航までのスケジュールを管理しよう
私は働きながらワーホリの申請をしたので、忙しくなりそうだと思いしっかりスケジュール管理をしました。
申請の期限や、支払期限など洗い出し、渡航日から逆算していつまでに荷物をそろえるかなどを考えてスケジュールを決めました。
私は自分で好きなように作れるエクセルを使用してスケジュール管理をしましたが、カレンダーアプリなどを使って管理するのも良いと思います。
何よりも先にスケジュールを作るのは、やる気も出ますしとってもオススメですよ^^
申請第1段階(メールで申請書を送る)
申請書の書き方
まずは①の申請書を作るところから開始しましょう。
申請書の記入例は以下の記事で解説しています。
申請書で私が注意したことは
- 申請書のスペルミス、数字の転記ミスを確認する
- 他の人にスペルミスをチェックしてもらう
ということです。
チェックを頼める人が周りにいない場合は、申請書を書いた翌日か2日後に自分でチェックしましょう!
書いてから時間を置くことで第三者に近い気持ちで確認できます。
申請からすべてがスタートするので、念には念を入れましょう!
申請書が完成したら、メールで送信して第1段階の完了です。
申請メール 文例
私は英語で以下のような文面で送信しました。
よければコピペしてご利用ください。
(件名)
Application for the working holiday programme
(本文)
Dear Sir/Madam
My name is 名前.
I would like to apply for the working holiday programme.
Please find the attached application.
Kind regards,
名前
Email: zzzz@xxx.com
Tel: 01234567
ただし受信確認メールは日本語で返ってきたので、無理して英語で書かなくても良いかもしれません。
申請許可のメールが届いたら「②提出物一式を送る」に移ります。
申請第2段階:提出物をそろえて郵送
「申請許可」のメールが届いたら第2段階の申請に移ります。
以下の物をそろえて指定の宛先に郵送します。
- 申請許可の E-mail を印刷したもの
- 申請書と写真 2 枚 (6 ヶ月以内に撮影したもの)
- パスポート原本(期限:6 ヶ月+滞在期間)
- パスポートのコピー(顔写真、スタンプのページ)
- 英文履歴書(A4を1枚程度)
- 卒業証明書(英文原本)、在籍証明書
- 英文の残高証明書(本人名義で50万円以上)
- 医療保険証券または付保証明(英文原本と A4 コピー1枚)
- 航空券(原本と A4 コピー1枚)
- 補足申請フォーム、申請料振込控え
- 返信用レターパック 510
英文履歴書(CV)の書き方
ワーホリの申請書類には英文履歴書(CV)が含まれています。
このCVで職探しをするわけではないので、ウェブサイトなどで紹介されている簡易なもので大丈夫です。
以下のページでCVの書き方を解説していますので、参考にしてみてください。
医療保険(海外渡航保険)の選び方
保険は何にしたらいいか、どのプランにしたらいいか、まず迷うと思います。
私は、たびほにしました。
以下の記事でカスタマイズの仕方など、詳しく解説しています。
保険が契約できたら、医療保険証券または付保証明(英文原本)を保険会社に依頼しましょう。
英文原本をコピーしてそちらも同封するのも忘れずに!
航空券の選び方
片道航空券、往復航空券のどちらでもOKです。
私はフィンエアーの往復航空券(帰国便が変更できるもの)を購入しました。
ちなみに学生ビザの時はJALの往復航空券(ロングステイ運賃)を買いました。
またスカイスキャナーやスカイチケットなどで、安い航空券を探すこともできますし、各社の航空券がどれくらいの価格なのか相場を知るのにも役立ちます!
私が利用した航空会社については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
航空券はネット上で購入するパターンがほとんどだと思いますので、書類を郵送するときは、E-チケットや予約確認書を印刷して入れます。
提出書類を全部解説します!
申請書と写真2枚
メールで提出した申請書を印刷し、写真 1 枚を申請書に貼り付けて、もう1枚はどこにも貼らずに同封します。
写真の裏には、念のため名前を書いておきましょう。
パスポート原本
アイルランドから日本に帰国する時点で、有効期間はが6 ヶ月以上必要となります。
つまり、「滞在期間+6 ヶ月」となりますので、余裕をもっておきましょう。
パスポートをしばらくの間手放さなければならないので抵抗がありましたが、もちろんちゃんと返ってきました。
パスポートのコピー
顔写真のページと、スタンプが押印されているページのコピーです。
他のページは必要ありません。
英文履歴書(A4を1枚程度)
CVの書き方などのページを参考に、A4用紙1枚程度のものを作成しましょう。
スペルミスに注意です!
卒業証明書(英文原本)、在籍証明書
卒業した、または在籍中の学校に問い合わせましょう。
私の場合、卒業した大学に事前に電話をして用意してもらいました。
残高証明書(英文原本)
「個人資金として 50 万円以上の金額を示す本人名義の残高証明書」を用意する必要があります。
つまり本人名義の口座に50万円以上あることがわかる証明書です。
利用している銀行に問い合わせてみましょう。
私は発行に2,000円くらいかかりましたが、だいたいの銀行はもっと安いと思います。
発行に時間がかかる場合があるので、早めに依頼しましょう。
医療保険証券または付保証明(英文原本と A4 コピー1枚))
保険を契約したら、早めに英文のものを取り寄せましょう。
「たびほ」は非常に早く対応してくれました。
英文原本と A4 コピー1枚を送付するのを忘れずに!
航空券(原本と A4 コピー1枚)
航空券はオンラインで購入するパターンがほとんどだと思いますので、E-チケットや予約確認書を印刷して送付します。
補足申請フォーム、申請料振込控え
補足申請フォームは、申請許可のメールに添付されているPDFに含まれていました。
そちらに記入して同封しましょう。
返信用レターパック 510
郵便局で購入しました。
宛先に自分の住所、氏名を必ず書きましょう。
B4サイズの封筒で郵送がオススメ
申請書類を郵送する封筒は何でも良いと思いますが、レターパックという大物がいますのでB4の大きな封筒ならすべての書類をキレイに入れられます^^
書類を折っていいのかな~と不安になる時間はもったいないので、大きめの封筒にサクッと入れちゃいましょう♪
持ち物
持ち物リスト
持ち物はなるべく少なくした方が良いと個人的に思います。
身動きがとりやすいほうがいいので。
とはいっても、色々心配で膨れ上がってしまうものですが…(^^;
大体の物は現地で購入できます。
以下の記事で持ち物リストをご紹介しています。
現地調達の時に駆け込めるお店も紹介しています!
オススメの持ち物
上の記事ですべての持ち物リストを紹介していますが、個人的にオススメを挙げるなら以下のようなものです。
レインコート
アイルランド人は傘をさすよりもレインコートを着ます。
レインコートというか、撥水のフード付きのジャケットのようなものです。
もちろん現地でも手に入りますが、到着した日から雨ということもあり得るので気に入るものを日本で用意しておくことをオススメします。
お箸・菜箸
ワーホリ中は自炊をすることが多いので、料理や食事のときにお箸があると便利です。
荷物にならないのでぜひ持って行きましょう。
爪切り・耳かき
盲点かもしれませんが、好みのものが手に入りにくい可能性があるので持って行きましょう。
タブレット(できれば重量が軽いもの)
タブレットに関しては今持っているものがあればそれで十分だと思いますが、私はアマゾンのFireタブレットを持って行きました。
『地球の歩き方』は電子書籍でも購入できるので、旅行の時にタブレットで見ていました。
Fireタブレットは安い&軽いので重宝しています!
ゆたぽん(レンジで温める湯たんぽ)
電子レンジでチンするだけで暖かく使える湯たんぽです。
ゆたぽんのおかげで私はアイルランドの冬を乗り切れました( ;∀;)
オススメの日本みやげ
扇子やお箸など日本らしいものもオススメですが、日本くらいでしか手に入らない日常的なグッズも面白がってもらえます。
たとえば5本指ソックスやタオルハンカチなどです。
以下の記事で解説しています。
役所手続き
渡航前に「確定申告」をすると税金が戻ってくる
仕事をやめてワーホリに行く人は、会社から源泉徴収票がもらえます。
それを税務署に持って行き確定申告をしましょう。
払いすぎている所得税が戻ってくる場合があります。
「海外転出届」の提出→住民票を抜く
海外転出届とは、役所に出すもので、簡単にいうと住民票を抜くイメージです。
住民票を抜くと、健康保険と年金の支払いがなくなります。
ただし、「1年以上渡航する場合」という決まりがあることが多いので、ワーホリの場合は、提出するかしないか微妙なラインです。
私は結果的に1年8ヵ月滞在することになったので、海外転出届を出しておいて良かったです。
海外にいながら日本でも保険と年金を払い続けるのは大変なので検討してみてください。
※年金を払わない期間があると将来の受給額に影響があるためご注意ください。
手続きに関する詳細は以下の記事でまとめています。
語学学校
ワーホリの場合語学学校に行かなくても問題ないのですが、私は行きました。
英語力向上の意味ももちろんですが、慣れない土地で生活するのは大変なので学校のスタッフや友達にも助けてもらえます。
エージェントに申し込んでもらいました。
学費に関しては、私は郊外の学校に通ったので、比較的安めでした。
ワーホリ準備費用:約86万円
渡航前に支払った金額は約86万円5千円でした!
たか~い…(^^;
内訳は以下のとおりです。
語学学校(教材費含む) | 約260,000円 |
学校レジデンス(1人部屋) | 約310,000円 |
手数料(エージェント費用含む) | 約18,000円 |
往復航空券 | 約98,000円 |
保険 | 約170,000円 |
英文残高証明書 | 約2,000円 |
ワーホリ申請料 | 6,900円 (当時の金額) |
以下の記事でより詳しく解説しています。
おわりに
これまでにワーホリ準備に関する記事を書いてきましたので、こちらでまとめました。
どれか1つでも役に立つものがあれば幸いです。
まずは期限があるものなどを洗い出し、スケジュールを作ることから始めてみましょう!
やる気が出てきますよ^^
頑張ってください!